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2016-05

きっと、うまくいく脚本本より:ランチョーの役作りの秘密4 - 2016.05.09 Mon

―ファルハーンとラージューは、もっとも観客の支持を得られるキャラクターのように思えます。なぜならほとんどの人はファルハーンかラージューに自己投影するでしょう。
ランチョーは憧れの対象にはなっても、共感や感情移入を呼び起こすキャラクターではありません。それについては悩みましたか?



注意は払っても、悩みはしなかった。
ランチョーの問題は純粋に物語の観点からいって、「弱点」がないことだ。
キャラクターに弱点がないとき、人は憧れるかもしれないが、感情的なつながりは感じない。
なぜなら何も問題を抱えていないからね。
彼はあなたの助けなどいらない。そしてやることなすこと成功するとしたら、共感や感情移入は起こらない。
観客として彼に心を費やそうとは思わないだろう。

たとえば、Taare Zameen Parでは(訳注:識字障害の少年)イシャーンに心奪われるだろう。
なぜならイシャーンが経験する問題を目にすることになるから、観客として完全に彼を助けたくなる。
脚本家の後ろ盾を得ているキャラクターだ。
きっとうまくいくの登場人物の中で、観客との間に強い感情的な結びつきを持つ可能性を持っているのは、ファルハーンとラージューだ。その二人が問題を抱えているんだ。成長の結果としての変身が映画内でも描かれる。
ランチョーには成長はない。はじめから最後まで同じなんだ。

僕にとってランチョーを演じることはとても大きな挑戦だった。
彼は感情的には脚本家の後ろ盾を得ているキャラクターじゃない。
たった一つの問題はピアを愛しているのに結婚できないことだけど、それは話の主題じゃないし。
これはもう一つの、彼を賢すぎるキャラクターとして描いてはいけない理由でもあった。だれものカンにさわるような人物になってしまうことも考えられた。
僕ははじめにラジュー(監督)に警告した。
ランチョーには注意しないと、極端に走る危険があるよ、と。監督として注意深く、僕をどこかへ滑って転ばせないようにしないといけないと伝えた。

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