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2016-06

「アーミル・カーンの映画でオススメは?」その2 - 2016.06.26 Sun

<2016/06/26 Akele Hum Akele Tum / Dil / Love Love Love追記>


<ラブロマンス2000年代(シリアス寄り)>
Fanaa(神との合一/溶融※イスラーム神秘主義の用語)・・・盲目の少女とデリーの観光ガイド(アーミル)の恋。彼には実はもう一つの顔があり・・・。カシミール分離独立運動に絡み、詩的で美しい悲恋の物語。

Ghajini


<ラブロマンス1990年代(コメディ〜シリアス・アクション・ダンスまで全部入り多し)
Raja Hindustani(ラジャ・ヒンドゥスターニー※王様・インド人の意)☆・・・孤児で無学だが誇り高く生きているタクシー運転手、ラジャ・ヒンドゥスターニー(アーミル)と旅行でやってきたお金持ちのお嬢様との身分違いの恋。激情家だけどとってもかわいい若アーミルさん。

Mann(善き心)☆・・・破産寸前のプレイボーイが豪華客船で本物の恋に落ち、本来持っていた善い心を取り戻す。そして自分の力で仕事をしてヒロインを迎えに行こうと努力する。主人公の内面の変化と成長が胸熱。

Ishq(恋)☆・・・大金持ちと庶民の親友の男女二組がそれぞれ恋に落ちる。庶民の青年(アーミル)とお嬢様(ジュヒー)、大金持ちの青年(アジャイ)と庶民の娘(カジョール)の組み合わせに、激怒する父親たち。前半はドタバタラブコメディ、後半は引き裂かれる恋人たちに罠や身の危険も迫るシリアス展開。超豪華キャスト。

Rangeela(色彩乱舞)☆…ダフ屋をして生計を立てる孤児の青年(アーミル)幼馴染の娘に想いを寄せるが、なかなか素直になれない。そのうちにバックダンサーをしていたヒロインは有名な映画スターに見出され、女優への道を駆け上がっていく…。チェイス!のお父さん役ジャッキー・シュロフとの三角関係。

Qayamat Se Qayamat Tak(破滅から破滅まで)☆ …アーミルさん主演デビュー作。ロミオ&ジュリエット翻案、とはいいつつ大枠のストーリー程度(家が仇同士で恋に落ちて駆け落ち等)。とにかく若くて華奢で半ズボン(!)をはいていたりも。さすがに80年代なので古い感じはしますが、ジュヒー・チャウラーとのベスト・カップルぶりの原点を知ることが出来ます。

Akele Hum Akele Tum(ひとりぼっちの僕らひとりぼっちの君)☆…歌手として成功をめざすローヒト(アーミル)と同じく歌手をめざすキラン(マニーシャ)が出会い、駆け落ちをする。息子が生まれるが、家庭を顧みないローヒトと、生活に追われ歌手になれない現実に疲れたキランは家を出て行ってしまう。残されたローヒトは悪戦苦闘しながら息子と少しずつ心を通わせていくが…。アーミルさんの良いパパっぷりが楽しめます。映画「クレイマークレイマー」の翻案。

Dil(心)☆…強欲な小金持ちハザーリー(アヌパム・ケール)は息子ラジャ(アーミル)を何としてでも金持ちの娘と結婚させようと画策するが、その相手はラジャが大学でからかいいたずらし続けていたマードゥ(マードゥリー)だった。破談になり、侮辱されたハザーリーは怒るが、ラジャとマードゥーの間には違った感情が芽生え…。
はからずもアヌパム氏の怪演が印象に残ってしまいました…w恋愛物というよりコメディとして観るのもいいかも。(正直、マードゥリーは美しいけどなぜそこで恋に落ちるのかよくわからな…げふんげふん)

Love Love Love(愛 愛 愛)☆…タクシードライバーの息子(アーミル)は大学の同級生であるお金持ちの娘(ジュヒー)と恋に落ちる。しかし娘の父の商売上のパートナーは街で一番の力を持つマフィアであり、マフィアの息子から結婚を迫られることに…。何気に親子関係が物語の鍵。強そうには見えないけど、いざとなったらアクションもばりばりです。(90年代あるある)


<コメディ>
Andaaz Apna Apna(自分流儀)☆…サルマン・カーンとの唯一の共演作。一攫千金を夢見る若者たちは、婿を探しに海外からやってきた大金持ちのお嬢様となんとか結婚にこぎ着けようと、足を引っ張り合いながらさまざまな策を巡らす。ドタバタコメディ。

Hum Hain Rahi Pyar Ke(私たちは愛の旅人)☆…姉夫婦が事故で亡くなり、大学を中退して義兄の縫製工場と三人の子どもを相続した青年(アーミル)。言うことを聞かない子どもたちに手を焼き、工場の契約に問題が発生する中、子どもたちが匿った家出娘の存在から少しずつ皆の心が一つになっていく。ほのぼのファミリードラマ風。

PK

きっとうまくいく」3 idiots

Ishq☆

Dil(心)☆


<ドラマ/アート系/静かめ>
Dhobi Ghat-Mumbai Diaries- (ドビー・ガート※洗濯場ームンバイ・ダイアリーズー)…ムンバイという都市に生きる4人の人間を主役にした、係わり合いながらもオムニバスのような物語。妻のキラン・ラーオ監督作品。アーミルさんは孤独な画家の役。リアルで静かな演技が素アーミルなのでは!?という萌えを呼ぶ作品。

Talaash

1947 Earth


<番外・プロデュース作品※未見です>
Peepli Live (ピープリー村生中継)…貧しい農民の保険金目当ての自殺とそれをニュースにしようとするマスコミのブラック社会派コメディらしいです。

Delhi Belly (デリー下痢)…甥のイムラン・カーン主演、大人向けブラックコメディ。ラストにアーミルさんがノリノリな悪ふざけでゲスト出演w


輸入正規盤のアーミルさんのDVDを手に入れられる日本のお店はこちらです。
中には入手困難なものもありますが、一時的な品切れなら相談すればお取り寄せをして下さることも。

西域諸国民藝品はるばる屋
ラトナ ボリウッドスタイルショップ
ティラキタ

英語でもOKならこちらがおすすめ。ただ再生出来なかったりした場合ちょっと面倒かも。(たいていはできますがたまに傷その他で再生出来ないものも)
induna.com


新しく観たらまたそっと足していきます(予定)

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「アーミル・カーンの映画でオススメは?」その1 - 2016.06.25 Sat

<2016年6月25日 Baazi / Tum Mere Ho / PK日本公開を追記>

あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

私は「きっとうまくいく」吹き替え版を観て年が明けました。放映直後に検索したらはじめて観た方も絶賛の言葉もたくさん!(終了午前4時前なのに!)2016年はアーミルファンがもっともっと増えますように。と願っています。
ファンが増えれば、きっと日本での作品の上映も増えるはず・・・!

ところで、アーミル・カーンが好きで、インド映画を見てみたいんだけど…と言われたら何をおすすめしますか?

これは結構難しい問いだなあと思いつつ自分なりに考えてみました。(私もすべて網羅出来ているわけではないので、アーミルファンの皆様もぜひおすすめ作品を教えて下さい…!)

なぜ難しいか?
①アーミルさんの作品はみんな面白いから(ファンのひいき目とも言えそうですが、いっぺんアーミルさん好みのお話のツボがはまるとほとんどどれも面白いです。)
②出演作品のジャンルが多岐に渡りすぎ

特に②です。ジャンルとか役柄といったスタイルを決めずに常に新しいことをやっていく人なので、その人の好きなジャンルの映画を聞いた方が早いかも、と思いました。

ということでざっくりジャンル分類しつつ考えてみました、オススメ映画。

☆入門編:日本語字幕つき
きっとうまくいく
泣ける社会派コメディ/44歳で20歳の大学生を演じる役作りに注目!/万人におすすめ。レンタルでも、huluなどの配信でもたいていのところで一番手に取りやすい上に映画としても素晴らしい。/DVD・BD販売中

「チェイス!」
アクションミュージカル(+萌え)映画/実は一番の見所はバイクチェイスよりもサーカスを舞台にしたダンスシーンとエモーショナルなドラマかも。アーミルさんの演技力と感情表現の幅も余すところなく堪能出来る一粒で何度も美味しい映画。現代ボリウッドのど真ん中の娯楽映画の入り口にも。/レンタルはツタヤのみのよう/DVD・BD販売中

「ラガーン」
歴史スポーツ映画/年貢を賭けて、インドの村人たちがイギリスにクリケットで挑むお話
……レンタルは大規模店にまれにあるか、ツタヤディスカスで可。アカデミー賞外国語映画賞候補の名作ですが、4時間越え&日本人にはクリケットがわからないのがちょっとつらいところ。長編&歴史物が好きな人に。

PKPK※酔っぱらいの意)インドの宗教コメディ+ロマンス+文系SF。最新出演&プロデュース作品にして現在までのヒンディー語映画最大のヒット作。きっとうまくいくと同じ監督&スタッフなので、きっとうまくいくが好きな人に大変おすすめ。
10月に日本全国公開!劇場でアーミルを見るチャンスです!!!

☆英語字幕でもOKな方なら
基本的にだいたい、アーミルさんの映画は「ラガーン」(2001年)以前と以後に分けられるかな、と思います。

すべて綺麗に分かれるわけではないのですが、
ラガーン以前はラブロマンスありアクションありダンスもふんだんに入っている古き良き時代の娯楽インド映画(いわゆるマサラ・ムービー)的な作品が多いです。
ラガーン以後は自社制作をはじめて監督やプロデューサーもしたり、新しい理想の映画を作ろうとしている感じがあります。ラガーン以後はあらゆる要素が入っている映画ではなく、特定のジャンルに特化したもの、ドラマ重視でダンスに重きを置かれていないものも増えてきます。
(といって、脚本に共感するポイントや心の琴線に触れるテーマなどは実はずっと同じものが流れていると私は感じるのですが)

とりあえず私が観たものだけジャンル別に分類してみました。複数のジャンルにまたがる作品は同じ作品名がいくつか書いてあります。結局は観る方の好みだと思うので、評価や順位は付けません。
☆マークはラガーン以前のやや古い作品です。

<社会派>
PKPK※酔っぱらいの意)

きっとうまくいく」3 idiots

Taare Zameen Par(地上の星)…識字障害の子どもを主人公にしたしみじみと泣ける社会派映画。アーミルさん本人の監督作品。アーミルさん自身は後半部分の出演で、主人公を助け、豊かな絵の才能と可能性に気づく美術教師役。

Rang de Basanti(春の色に塗れ)・・・大学でブラブラしていた若者達が、ドキュメンタリー映画でインド独立の闘士を演じることになり、次第に影響されていく。そこへ現代のインド政治の暗部を象徴するようなショッキングな出来事が降りかかり・・・というシリアス社会派、かなり重いお話。「ミルカ」と同じ監督。

Ghulam(奴隷)☆…ギャングに支配された下町と、ギャングの右腕の兄。それを当たり前として育ってきたボクサーの不良少年(アーミル)が、正しいこととは何かという葛藤を経て、抵抗に目覚めるお話。


<シリアス/歴史物>
1947 Earth(1947 大地)☆…インド・パキスタン分離独立前夜のラホール(現パキスタン)を舞台にしたアート系映画。アーミルさんはメイン登場人物の一人のアイスクリーム屋。善とは言いがたいキャラなのですが、人間は悲劇と非常事態の時代に合うとこうなってしまうものなのかもしれない・・・という説得力を感じます。

Mangal Pandey -The Rising-(マンガル・パンデー)…イギリス東インド会社に対するセポイの乱を起こすきっかけになったインド人傭兵、マンガル・パンデーの伝記映画。イギリス人士官との友情と葛藤のブロマンスも。

Rang de Basanti

「ラガーン」Lagaan



<アクション/サスペンス>
Ghajini(ガジニ)・・・記憶障害を患い10分間しか記憶をとどめておけない主人公が、かつて愛した女性を殺害した”ガジニ”への復讐を誓うサスペンスアクション。回想シーンの御曹司ぶりと鬼気迫る筋肉の鍛えぶりの差でまるで一人二役のよう。哀切なラブロマンスやダンスもあり。

Sarfarosh(熱情)☆…インドとパキスタンの国境を越える武器密輸とテロを追う若き捜査官(アーミル)。ムスリムであることで疎外される信頼を置いていた部下や、パキスタンに移住したもののよそ者扱いされるカッワーリーの名歌手など、複雑な人間関係が展開するサスペンス・スリラーアクション。

Talaash(捜査)…子どもを水の事故で失って以来、夫婦仲もぎこちなく仕事に逃避している刑事(アーミル)が、殺人事件の捜査をするうちに新たな事件が浮かび上がってきて・・・不思議な女性と出会う。ダンスシーンはなく静かで押さえた演技。でも感情を押し殺しているだけでとてもエモーショナル。サスペンスの中にファンタジーやホラーに似た要素も。

Baazi(賭け)☆…正義に燃える捜査官アーミルvs悪徳汚職政治家。警察署長の娘の殺人の濡れ衣を着せられ投獄されるも、脱獄してさらに悪徳政治家に迫る。アクションのキレの良さと数々の変装(女装ダンスシーン含む)、ヒロインとの氷を口にしながらの意味がわからないくらいエロスなラブシーンが見所。

Tum Mere Ho(君は僕のもの)☆…コブラを殺した男の前に、その親コブラが精霊となって現れ復讐を誓う。コブラに噛まれて死んだ幼い息子は水葬されるが、蛇使いに拾われて蘇生し、息子として蛇使いの技と魔力を身につけながら成長する。立派な若者になった蛇使い(アーミル)は美しい良家の娘と恋に落ちるが、コブラの精に生きていたことを知られてしまい・・・。
アクションというよりファンタジー?古いので映像はやたらチープですが、怒濤の勢いがあって面白い怪作。

「チェイス!」Dhoom:3

Ghulam(奴隷)☆


ラブロマンス・コメディなどは2へ続きます。




Satyamev Jayateについて - 2016.06.10 Fri

アーミルさんのTV社会派トーク番組「Satyamev Jayate(真実は常に勝利する)」
来日時の日本のテレビでも社会的活動として少し紹介されました。



過去に3シーズン+最近はマハラーシュトラ州の水問題についての特番をやっています。
たくさんあるので私もごく一部しか見られていないのですが、見るたびにインドを知り、衝撃を受け、泣き、笑い、アーミルさんへの尊敬の念を深くする番組です。
DVDBoxのセットは入手困難ですが、Youtubeで英語字幕が公式配信されていますので、興味のあるテーマからでもアーミルファンの方にはオススメです。
(Satyamev Jayate English subtitleで検索)

Satyamev Jayateはただのトーク番組、というよりもアーミルさん&アーミル・カーン・プロダクションズの作品のように感じます。優れたドキュメンタリー映画を見ているような…
インタビューでも
「社会のために自分の"ストーリーテリングの力"を使いたかった」
「対話をより豊かなもの(enrich)にしようと思った」
と語っていて、いかに取材から得た物語を通して見る人の心を揺さぶるか、感情を通じて意識を変革するか…というところに力を入れている気がします。
こうするべきだ!と命令するのではなく、心と感情に愛を持って訴えかけるのが一番良い方法だ、とアーミルさんは信じているようです。

私が何よりもいいなあ、と思うのは、アーミルさんと対話する当事者の人たちの存在感です。
なにかの暴力の被害者であったり、困難を乗り越えた人であったり、専門家であったり…ややもすればこういうトーク番組は司会者と素人の当事者との間に上下関係を生じさせてしまう気がするのですが、大スターのアーミルと対等にしゃべります。
個人対個人、一対一で対話をすることで、その人の人生が浮き彫りになると同時に、聞き手であるアーミル・カーンの人間性も試されるしあらわになってしまうという。
もうね、涙しながら聞いてくれるんですよ、アーミルさんが…!

さらに音楽も素晴らしいです。
どうも配信の中ではオープニング以外カットされてるみたいなんですが(?)曲は曲で別に上がっています。
内容に応じた歌詞のよう。

超豪華ゲストも出ます!
Child Sexual Abuseの回のシュリデヴィさん(マダム・イン・ニューヨーク主演)は登場した瞬間に涙がぶわっと。サルマン・カーンやアミターブ・バッチャン様、シーズン3最終回なんて、ディーピカ・パドゥコーン、カンガナー・ラーナウト、パリーニティー・チョープラーという今をときめく若手女優そろい踏みです!(語っているのは男性目線なボリウッドの是非についてですがw)

以下自分メモを兼ねてタイトル一覧翻訳&見たものはコメント。
※エピソード数・タイトル・テーマの順です

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