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2016-07

GQインタビュー(1/2) - 2016.07.29 Fri

特典クリアファイル付き前売り券発売、ヒラニ監督来日、などで大変PKが盛り上がっていますが、今回はアーミルさんの最新紙媒体インタビューです。

インド版GQ2016年7月号より
新作Dangalの撮影のために20kg以上体重を増やし、そしてまた20kg以上落とし、そこから筋肉を鍛えてビルドアップしまくったアーミルさんのスーパークールな写真がいっぱい載っています。

インタビューで萌えた部分をざっくり抜粋で訳しました。
(地の文がやたら凝っていて長くて読みにくいわりに内容がないので主に本人の言葉のみです)




・警備万全の自分の家の一室でインタビューなのにも関わらず、「入ってもいいですか」とシャイに聞くいい人ぶり
・「たばこ吸っても大丈夫?」と尋ねて、記者にも自分のたばこを分ける(訳注:あれ、前誕生日にタバコやめるって言ってたような…)

・自殺行為にも見える出演作の選び方は?なにか理論でもあるのか?という問いに
「わからない」「人はいつも僕はおかしいと思っていたろう。ラガーンをやったとき、誰もが皆スポーツ物と歴史物はインドでは成功しないと言った。ドーティを着て、ヒンディー語ですらない言葉をしゃべって、3時間42分の長尺で…でも僕は、悲惨なことになるかもしれないけど、とても気に入った、やりたいと言ったんだ」
(結果としてラガーンは2001年の最大級のヒット作の一つ、国家映画賞受賞、アカデミー賞ノミネート作になった)

・「あるとき姉妹が電話で"次の映画はもうサインしたの?"と聞いてきた。家族はいつも僕が働かないことを冗談にするからね。"サインした" "わあ、どんな映画?" "バガット・シンとアーザードの五番めのリメイクだよ"
それはその前の一年ですでに四回も映画化されて、最新のは二ヶ月前に公開、そしてどれも失敗に終わった物語だった。
"冗談でしょ?"と言われたよ。」
(Rang De Basantiは2006年の公開週末興収No.1、数々の主要映画賞を受賞)

・「今は人に"何をやっているかわかってるんだろう"と言われるところへたどりついた」

・(新作Dangalを)「リアルな時系列順に撮影していたら、元通りの体型には戻れなかっただろうね」「97kgで撮影を終えたらやせる理由なんてないからね」

・Satyamev Jayateシーズン3エピソード1には、DangalのモデルとなったレスラーMahavir Phogat氏の娘たち、GeetaさんとBabitaさんが出演していた。父は娘たちのために牛や水牛を売り、引っ越してまでも国のトレーニングに参加させたという。父の課した厳しい訓練と努力の甲斐あって、Geetaさんはインド女性初のコモンウェルス大会レスリング金メダルを獲得した。
アーミルはNitesh Tiwari監督の脚本を読みはじめて10分で「待って、これはGeetaとBabitaとMahavirの物語じゃないか?」と聞いた。「そうです。なぜわかったんですか?」

・「番組のための調査で彼らが辿った道のりはよく知っていた。初期に世間から受けた屈辱も。周囲からは"男子に対抗して女子のレスリングなんかをこの修行場の聖なる村でやるのか?"と言われていた」
「ハリヤーナーはインドでも最も家長による男性支配の強い州の一つで、そんなことは行われたことがなかった。そのなかで娘たちを後押しした信条、勇気を持っている男性がいたことはとても興味深い。勝つか負けるかは関係なく」

・「正直に言って最初はためらった。当時Dhoom:3(チェイス!)とPKをやったばかりで、外見的には最高だった。体脂肪率は9%、実年齢は50歳を越えたにしても演じるキャラクターはだいたい30歳ぐらいだ。だから、太って白髪まじりの、55歳の父になりたいか?これをやるのは60になるまで待った方がいいんじゃないのか?と考えたよ」
「でも監督が家を出て行ってから、脚本が頭から離れなくて。数ヶ月後にもう一度脚本を話しに来てもらった。さらに8ヶ月か1年後くらいに三度目を。そして思った。"くそっ、どうしてもこの話をやりたいんじゃないか"」

・社会活動家ではない、メッセージの有無で作品は選ばない、自分はストーリーテラーだと思っているとくり返し語っているアーミル。「ただ物語を愛することだけが必要なんだ」「物語が自分に語りかけてくることだけが」

<続く>
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PK日本版予告公開&公開まであと100日! - 2016.07.21 Thu

ついにPK日本版予告編が公開されましたね〜(すでに二日ぐらいたってますが)

10月29日公開という詳しい日程も出て今からわくわくどきどきそわそわしています。
ついに再び日本の劇場でアーミルさんの姿が見られるかと思うと感無量です。

日本版予告、否応なしにテンションが上がると同時にうまいっ!とうなりました。
PKが「常識を知らない」へんなやつというキャラクターから入って、「神様を探せ!」となり、テーマとなる問いもヒロイン、ジャッグーがテレビ局勤めなのも全部きっちり入っている…編集もぎゅっと美味しいところが詰まっていてものすごく興味を惹かれます。

なにより、あんな涙目のPKちゃんを見せられたら、見るしかないですよね…!
アーミルの泣き顔は反則だと思います。

PKはアーミルさんいわく、「自分の今までのキャリアの中でベストの演技」と言っていました。
(もちろん今後の新作で更新されていくのかもしれませんが)
良い演技と一口に言っても、「リアルで抑えた演技」と「非日常をそこに出現させる演技」があると思うのですが(※素人の意見です)PKは後者のアーミルさん的最高峰だと私は感じました。

ものすごく変なやつなんですPK。普通人からはとんでもなく離れている異質さ、非日常さ。
それを余すところなく表現しながらなお、PKが涙を流せばこちらも涙し、笑えばこちらも嬉しくなるという、感情移入ができる。本当に、希有なキャラクターと演技だと思います。

前売りや劇場情報も今後公式サイトを要チェックです!
http://pk-movie.jp


PKについて - 2016.07.20 Wed

2016年10月29日本公開決定!
リンク: 映画「PK」公式サイト
(過去記事ですが上げておきます)


アーミル・カーン最新主演作「PK」の紹介&感想です

監督 ラージクマール・ヒラーニー(「きっとうまくいく」・Munna bai M.B.B.S./医学博士ムンナー兄貴・Raga Raho Munnna bai/それ行けムンナー兄貴)
出演 アーミル・カーン アヌシュカ・シャルマー サンジャイ・ダット スシャント・シン・ラージプート ボーマン・イラニ他

他の日本語での紹介コメントを見ていると、映画冒頭で明かされるPKの設定がネタバレ派とそうでない派があるようです。一応ここでは記しませんが、個人的には冒頭でわかることですし、それを知ったところで面白さが減るわけではないので、ネタバレというほどでもないというか・・・ネタバレ嫌いな方が見てしまっても嘆くほどではないと思いました。

ただ公式側が公開前には明かさず、謎と疑問を煽るような情報の出し方をしていましたので、本国のファンの気分を追体験したい方は感想ブログなどは鑑賞後にした方がいいかもです。
(とはいっても様々な噂やリークは飛び交っていましたがw)


<ざっくりとしたあらすじ>
ベルギーのブリュージュに留学中のジャガト・ジャナニー/通称ジャッグー(アヌシュカ・シャルマー)は、サルファラーズ(スシャント・シン・ラージプート)と出会い恋に落ちるが、サルファラーズはイスラム教徒のパキスタン人だったため、ヒンドゥー教指導者、タパスヴィー様を熱烈に信奉する家族に反対される。

恋に破れたジャッグーはデリーへ戻り、テレビ局で働いていた。
ある日、ジャッグーは黄色いヘルメットをかぶりたくさんの数珠を身につけ、「神さま行方不明」「神様を探しています」と書かれたビラを配っている不思議な男・PKアーミル・カーン)に出会う。
PKは社会の常識を何も知らず、出自や本名すらもわからない。ジャッグーが話を聞くと、ラジャスタン州でPKとうっかり車でぶつかってしまった楽団のバイロン・シン(サンジャイ・ダット)が様々に世話を焼き、デリーへ行くようにアドバイスをくれたという。PKには家に帰るためにどうしても見つけなくてはならないものがあり、「神のみぞ知る」という人々の言葉を真に受けて、大真面目にあらゆる宗教の神様に礼拝する。
そしてついに探し求めていたものをタパスヴィーの下で発見するが、取り戻すことは出来なかった。

ジャッグーはテレビ局の上司チェリー(ボーマン・イラニ)を巻き込み、タパスヴィーとPKの対決を計画する。
PKの斬新な問いは社会にも大きな影響を与えていくが…


多宗教社会インドだからこそ作れた宗教コメディー+SF要素+ロマンス、ヒラーニー監督らしく細部まで練り込まれた脚本と映像なので、何度も繰り返し見れば見るほどどんどんと味わい深くなっていきます。
細かい笑いのネタは、インドの基礎知識がないとわからない部分もあるかもしれません。
社会の仕組みやインドの各宗教の常識と、何も知らないPKの試行錯誤のギャップで笑わせる部分が多いです。

でも逆に、「わからない」ということがPKの気持ちになって感情移入することも可能にするのではと私は思っています。「わからない」世界で、友人もおらず、家もなく、どこにも所属しないPKの孤独。
神様に自分の願いを伝えようと大真面目に奮闘すればするほど、おかしくて切ないです。

神様を探してあらゆる礼拝や儀式をしたよ、という歌


その孤独と絶望を考えた時、親身になってくれた友人バイロンや、ジャッグーへの想いがとても沁みます。
かわいく、コミカルで切ないラブロマンスとしても楽しめる作品だと思います。

ヒロイン・アヌシュカとの「恋なんて時間の無駄」の歌



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英語力ポンコツ、ヒンディー語ど初心者なぬるいインド映画オタク。祝PK日本公開!

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