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Dangalの撮影に向けてのインタビュー② - 2015.05.02 Sat

かなり間が空きましたが以前の記事のざっくり和訳の続きです。
以前の記事→Dangalの撮影に向けてのインタビュー①
後半部分で人生のターニングポイントについて語っています。
デビュー作直後のうっかり(?)8〜9作品の出演を受けてしまって泣いてたアーミルさんの若い頃がかわいいです。きっと、うまくいく関連のインタビューで「心に従ったときはうまく行った/スマートな選択をしたと思ったときほどつまずいた」って言ってたのはこの頃のこともあるのかな〜と思ったり。

ーDangalの次回作は決まっていますか?
決まっていない。

ーたった今だれかが良い脚本を持ってきたらどうします?
読まない。気を散らしたくないから、そう堅く決心している。
今やっていることに満足しているのに、時間を無駄遣いする必要はない。

ーでももし脚本がとても素晴らしいものだったら?今は保留にしておいて、後でやればいいのでは。逃してしまったらもうあなたはやれないかもしれないですし。
そういうことは時々起こる…気が向いたとき突然、脚本に出会うことはある。
でも一度脚本を得たらー今のDangalのようにー他の脚本は見ない。そこは自分の中で明確にしている。
脚本を読みはじめるのはだいたい1月で、9月に撮影を始める。
9月から12月の4ヶ月で撮影する。それから僕は体重を減らしはじめる。

ー今の体形で撮影を始めてから体重を増やした方が簡単なのでは?
他の方法を選ぶよ。
体脂肪率9%の体になるのに4ヶ月ある。Dhoom:3のような外見の体形に戻ってから5月に撮影を再開する。
1月から4月にその体形になるんだ。だからその間は体重を落とす体作りのために撮影できない。
脚本を読んだ時から、そういう先の計画を立てていたんだ。

ーあなたは映画ごとに劇的に外見を変えます。自信を持って、あえて外見や体つきを変えるような話を選んでいるのですか?
僕の頭はそういう風に働かない。だからその質問に答えるのは難しいな…自分が何役をやりたいかを考える役者じゃないんだ。自分が何をやりたいか、コメディなのかアクションなのか、計画はないし、そういう気持ちが起こったこともない。

映画はもっと有機的に出来上がっていくものだと信じているんだ。有機的なやり方というのは、作者が何を言いたいかから自然に出てくるストーリーのことだ。そして監督が参加する。時として監督が脚本を兼ねていて、僕が参加するのはその後の、キャスティングが検討されはじめたときからだ。
そうなってはじめて、作者や監督が何を考えているのか、脚本が自分を興奮させるかどうかを知る。
もし脚本に興奮すればその映画に出るし、新しい境地を開拓する。

Dangalについて考えたこともなかったし、Lagaanについても、 Dil Chanta Hai、 3 idiots、 Taare Zameen Parについても想像もしなかった。これらはすべて違う人間の頭の中から出てきて、僕は興奮したから惹かれたんだ。
新しい窓は突然開いて、どこで開くかわからない。そこにわくわくする。
自分に何が出来るか、そんな風には考えない。自分がやっていて楽しめるもの、わくわくする映画をやりたいと思う。

ーそうですね、今ならそれができる立場ですね。

そうなってきた。ある種の自由が持てたことにとても感謝している。
自分がやりたいと信じる仕事ができることに。
そうできるように闘ってきたけど、同時に自分ではコントロール出来ない何か大きな力に突き動かされることも受け入れる。
自由を得るために闘ってきた時、自分が自由を求める権利があったことをとてもありがたく思っている。だれもがその権利を持っているわけじゃないからね。

ーあなたはその権利を得ましたからね。
いや、そういうことじゃない。はじめから話してみよう…じゃあ昔にかえって、僕の人生のターニングポイントについて話そう。初めての主演作、Qayamat Se Qayamt Tak は1988年初頭に公開されて大ヒットした。
それから数ヶ月のうちに僕は8〜9作品もの映画の出演にサインして、さらに数ヶ月後には撮影が始まって、なんてひどいことになってしまったんだと思った。

自分がやっている仕事はとても幸福とは言えなかったし、自分とは全く違う繊細さ、感受性を持った人たちと働かなくてはならなかった。それが良いか悪いかという気はないけど、とにかく僕はとても不幸せだった。家に帰るとよく泣いていたよ。大げさに言ってるわけじゃない、何をやっているんだろう、こんなはずじゃなかったと思い悩んだ。
でもそれは学ぶための良い経験だった。その時に自分の基礎が築かれたんだ。経験不足からはっきりと学んだ経験だった。そしてその時の映画が公開されて失敗しはじめると、メディアは僕のことを一発屋だと呼んだ。公平に言って彼らは間違ってなかった。その時、僕はその次に公開される映画はもっとダメだということがわかったんだ…

そして自分の置かれている状況がわかって、しかも僕はすでにこれらの映画をやったことで不幸せだった。窮地に陥って、その時に自分に誓ったんだ。どんなことがあろうとも自分が強い幸せを感じない映画はやらない、例え映画業界を干されたとしてもと。
今でも間違いはおかす。映画作りは難しく、時として当初頭に思い浮かべていたものとは違う場所にたどり着くこともある。でも映画を作らないよりも、作ることの方がとても幸せだし興奮する。
それはともかく、その時は役者人生で最も悪い時で、出演した映画も失敗続きだった。まるで流砂の中にゆっくりと溺れていくように感じた。僕は沈みつつあって自分では止めることができなかった。

その一方で、映画出演にサインしないことに決め、今決まっているものを終わらせることにした。それが終わると、出演の依頼もなくなる。その時にとても重要なことが起こったんだ。

ーそれはなんでしたか?
バット・サーブから電話がかかってきたんだ。彼はこう言った。
”君にやってほしい脚本がある”
僕はそれはもう大興奮して神に感謝した。バット・サーブ監督はその時最盛期だった。
Saransh, Arth, Naam といった映画が公開されたばかりだった。
だから彼から電話がかかってきた時、これは僕自身を救い出すために差し出された天の助けだと思った。バット・サーブの映画に出演するという話だけで、全ての生活が好転するし、他の四作品の失敗も補えるだろう。
彼に会いに行って、ストーリーを聞かせてもらった。そして、僕はそれが気に入らなかった。
僕は途方に暮れた。バット・サーブ監督に"一晩考えさせてもらっていいですか?"とたずねた。監督は"わかった、考えてみてくれ、明日の夜にまた会おう"と言った。

次の日の夜また彼に会うことになった。僕は家に帰り、どうするべきか考えた。自分の論理的な部分と現実的な部分はこの映画をやるべきだと言っていた。脚本が気に入らなかったからどうだっていうんだ?この一つの出演が発表されるだけで、キャリアが延びる。そうしたら他の好きなことをやればいい。でも自分自身に誓った、やっていて幸せだと感じない映画にはもう出演しないという誓いを破りたくなかった。役者としてのキャリアを取るべきか、自分の心に従うべきか?

そうして、翌日に再び監督に会いに行ってこう言った。
"本当にすみません。でもこの映画に出演できません。正直に申し上げると、ストーリーが気に入りませんでした。脚本の良し悪しを僕があなたに言うことはできません。でも自分自身がわくわくしなければ出演することはできないんです。それが伝えたいことの全てで、こう言ってしまえば今後あなたから仕事の声がかかることはないかもしれません。でもこれが正直な真実で、たった今僕は大きな間違いを犯しつつあるのかもしれませんが、それでも自分自身を偽ることはしたくないんです。"
それを言うのはとても難しかった。目の前で自分のキャリアが消えていくのが見えた。
監督はとても優しかった。彼はこう言った。
"心配しなくていい、もしやりたいという気持ちがないなら、やらない方がいい。"
その後、監督とはDil Hai ke Manta Nahiで一緒に仕事をした。でも何が言いたいのかというと、そこがターニングポイントだったんだ。その時に妥協していたら、きっと僕の役者人生は違うものになっていただろう。
おそらくそれ以降も妥協し続けて、なにより悪いことには、自分の夢さえ妥協してしまっていただろう。
正直に、自分の心が求めているものは妥協しなかった。一番悪い時期にそうした。それからは、この一つの決断が僕に"Chalo(行こう)"と思える強さをもたらした。この後にキャリアはないかもしれないが、でもこれから先何が自分を待っているかはわからない。そして今ではついに、自分がこうありたいと思うように生きて仕事をすることができている。自分が幸福だと感じないことはやらなくてすむように。

それからは、自分自身がやりたいと思う映画をやるようになった。
それからもまだ間違いはおかすし、結果的にあまりうまくいかなかったということもある。
でもそれ以降は、自分が信じた映画だけをやってきたよ。

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Re: ナマステ!

B様

コメントありがとうございます!
拙い訳ですが、訳したかいがありました。このインタビューをじっくり読んでアーミルさんのことがまた一つよくわかった気がします。Dangalのアーミルさんの年齢変化マジックを観るのが楽しみです。

Taare Zameen Parは、先に楽しい曲だけ知っていたのですが、前半の悲しく辛い展開からのアーミルさんの登場であんな楽しい曲なのに涙ぐみました。監督作品なのでアーミルさんの子ども時代ももしかしたらどこかで反映されてるのかなとかいろいろと想像が膨らみます。

Mangal Pandeyはヤシュラジ&歴史物好きなのでとても観たいのですが、英語字幕付きDVDが見当たらなくて…字幕なしにチャレンジするべきか迷ってます。

一緒にどんどんアーミルの魅力にメロメロになっていきましょう♪


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