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2017-06

Mannについて - 2015.05.13 Wed



Mann(善き心)
監督 インドラ・クマール
出演 アーミル・カーン、マニーシャ・コイララ、アニル・カプール、シャルミラ・タゴール他
1999年公開



<あらすじ>
アジアン・カルチャー・フェスティバルで優勝した音楽教師のプリヤ(マニーシャ・コイララ)はシンガポールからボンベイの豪華客船クルーズに招待される。また放蕩者のプレイボーイ、デーヴ・カラン・シン(アーミル・カーン)も大富豪の娘との結婚を前に、「寄港地で祖母に挨拶する」という名目で同じ船に乗り込む。

客室の間違いや乗り合わせたエレベーターが故障するといったトラブルで偶然二人は出会い、プリヤの美しさに惹かれたデーヴは強引に迫るが、その悪評からプリヤは彼を忌避する。実はプリヤにもボンベイに婚約者がおり、来月にも結婚することになっていた。二人は友人となる。
プリヤは友人としてデーヴに誠実さ、信頼を得ることの大切さを説き、デーヴの心を動かす。
寄港地で、デーヴは他の女の子と遊びに行ってしまうが、その時にプリヤは思わず嫉妬して後を追ってしまい、自分の気持ちに気づく。

次の寄港地の小さな島で、デーヴはプリヤを祖母の家へ招待する。
そこはとても美しい場所で、祖母(シャルミラ・タゴール)はデーヴが絵もうまく詩才もあり、なんでもできるが、うつり気で一つのことに集中出来ない性格であることへの危惧を語る。たった一人本当に愛する人ができれば人生でもまた一つのことに本気になれるだろうと。そしてプリヤに心に従って生きるようにアドバイスする。

ボンベイに着き、二人は6ヶ月後のバレンタインデーにインド門での再会を誓う。
デーヴはそれまでに自分の力でお金を稼ぎ、二人で暮らせるように独立すると約束する。

デーヴは大富豪の娘アニタとの婚約を破棄して破産してしまう。
一方、偶然デーヴの行動を見ていて感銘を受けたプリヤの婚約者ラージ(アニル・カプール)は延ばし延ばしにしていた結婚をすぐに実行に移そうとする…



冒頭、アーミルさんが清々しいまでにクズなプレイボーイを演じていますw
客室にシャワーから出てきたヒロインがいると「一等船室にこんなサービスがあるとは知らなかった」とニヤニヤしたり、色んな女の子に声をかけて名前すら覚えてなかったり。
それがヒロインとの関係で、本当の恋をし、実はおばあちゃんっ子だったこともわかり、本来持っていた善い心(Mann)に目覚めていく様がとても良かったです。

プレイボーイですが、本質的には思い込んだらとにかく怖いくらい一途な、若干狂気じみてるくらい一途な昔ながらのインド映画主人公で個人的にはかなり好きです。

アーミルさんの演技は外側から眺めて「プレイボーイだけど色気たっぷりで素敵」というよりも、主人公の内面の変化に惹き込まれるものだなあとこの映画を見て思いました。

ヒロインのマニーシャ・コイララさんも映画「ボンベイ」で鮮烈な印象のあった女優さんで、憂い顔がとても美しかったです。デーヴのおばあさんとのシーンがとても綺麗で、デーヴの本質に触れるヒロイン、奥底に隠れていた純真で良い部分を垣間見せるデーヴ、すべてを悟っているようなおばあさんとお話のキーでもありました。
インドのおばあさんのすべてお見通し感はすごいです。

プリヤの婚約者のアニル・カプールがまた素晴らしいいい人で…いい人であるだけに、苦悩するヒロインの気持ちもわかります。

それほど多くを観たわけではありませんが、90年代、過度にドラマチックで、時にコメディシーンがうるさくて、でも良心と良い人々と、古き良き様式美があって私は好きです。今やものすごいビッグネームの俳優たちが共演してたりしますし。
ただ、衣装だけは!衣装だけは…!感動シーンなのにど原色の信号機のような衣装が目に突き刺さる…!
(ある意味時代が感じられて一興ではあります)








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● COMMENT ●

いいですよね~90年代

「Ishq」の感想でも書いてらっしゃいましたが、90年代の作品って本当に日本人が見ると、昭和のかほりを感じますよね。
「ラガーン」が公開された時は、新しい!って思ったものです。
オープニング映像があったり、主演以外の主要登場人物が無名俳優だったり、大御所をナレーションだけで起用したり、ちょっとした驚きでした。
でも、大げさなくらいの(ある意味ベタな)ドラマチック展開と喜怒哀楽を見せる90年代作品、私も大好きです。

ウディット・ナーラーヤンのプレイバックソングも懐かしい~。
90年代のアーミルさんの歌声といえば、彼!ってイメージがあります(シャー・ルクもそうなんですけど)。

マニーシャ・コイララさん、品があって独特の繊細な雰囲気のある女優さんで素敵ですね。
メイクが薄いほど本当に美しい人だなあって思います。
アーミルさんとの共演作では「Akele Hum Akele Tum」も好きです。
子役が可愛いしご近所さんも温かくて、心がささくれてる時に見返したくなる作品です。

子役(というか、叔父さんが監督している作品だから出ているだけ?)といえば、アーミルさんが子供の頃に出演している作品がYoutubeで見られますが、顔が変わっていないのと当時から演技が達者なのにびっくりしました。

リカ様

お返事遅くなってすみません。
90年代のお約束&ベタでありながら飽きさせないドラマチックさいいですね〜。なんというか、90年代半ば頃のって日本で言えばバブル時代の流行を感じさせますよね(ファッションとか)

たしかにラガーンは、もし作品を公開年代順に見ていったら鮮烈な新しさを感じただろうなあと思います。
アーミルさんのキャリアでもラガーン以前とラガーン以後に二分できそうな感じですし。

ウディット・ナーラーヤンさんはたぶん私一番最初に名前を覚えたプレイバック・シンガーです。
シャールクもアーミルも別の人の声なのにぴったりイメージが合って、すごいなあと思ってます。
インド映画のプレイバックシンガーと俳優の脅威のシンクロ率…!

「Akele Hum Akele Tum」もマニーシャさんとの共演だったんですね。
今度チェックしてみます。

以前シャールクさん主演の「Swades」を見ていたら村で上映されてた古い映画の子役が、(あれ、なんかアーミルさんに似てるな?)と思っていたら本当にその映画だったということがありました。
一瞬だったので演技まではわかりませんでしたが、顔はたしかにそのまま!かわいかったです。

そういえば最近読んだアーミルさん関係の雑誌記事で「デビュー当時の"チョコレートボーイ"イメージ」という言葉が何度も出てきて、やっぱり最初は甘くてキュートなアイドル的イメージだったんだ!と興味深かったです。もちろん今もとってもキュートな面もありますが、もっと幅広いですもんね。


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