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2017-11

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Dangalについて(祝・DVD/BD発売!!) - 2017.07.11 Tue

Dangal
監督 ニティーシュ・ティワリ  
出演 アーミル・カーン ファティマ・サナ・シャイク サニヤ・マルホートラ— サクシ・タンワル他
2016年12月公開


記事のアップが大変遅くなってしまいましたが、ついにDangalのDVDとBDが発売されましたね!何度も延期になってどうなることかと思いましたが、無事インド盤BDを手に入れて鑑賞することが出来ました。

ちなみに日本でDangalの輸入盤(インド正規盤)を購入できるお店はこちら
Ratna - Bollywood Style Shop Dangal DVD/BDとアーミル・カーン特集も!
はるばる屋 ※オンラインショップにはないようですが、ツイッターでDVDを入荷したという情報あり・要問い合わせ

他のインド映画DVDもまとめ買いしたい、海外通販でもOKな方ならこちらがオススメです。
induna.com





<あらすじ>
1988年、ソウル五輪レスリング決勝をテレビ観戦していたマハヴィール・シン・ポガット(アーミル・カーン)。インドがレスリングでメダルを得られないのは、インド人選手が弱いからではなく国からの支援も設備もないからだとつぶやく。
職場の同僚から挑発を受け見事な技で投げ飛ばしたマハヴィールは、かつて国代表レベルのレスリング選手だったが、経済的な理由でレスリングを辞めざるを得なかった過去を持っていた。

インドにレスリング金メダルをもたらす夢を息子に託すマハヴィール。
しかし生まれた子どもは女の子だった。
同じ町の人々はこぞって男子を授かる方法をアドバイスするが、二人めも女の子、生まれた子ども四人すべてが女の子だった。

レスリングの夢を叶えるには男子でなくてはならないと、失意に沈むマハヴィール。
そんなある日、長女ギータ(子役ザイラ・ワーシム/ファティマ・サナ・シャイク)と次女バビータ(子役スハニ・バトナガル/サニヤ・マルホートラ)が近所の男の子二人と喧嘩をし、相手をあざだらけにするという事件が起きる。その様子を見てひらめくマハヴィール。
"男子でも女子でも金メダルは金メダルだ"
翌日から、ギータとバビータをレスラーにするべく、過酷なトレーニングをはじめる。
ハリヤーナ州の小さな田舎町では女子がレスリングをするのは考えられないことで、嘲笑され、非難されるが、マハヴィールは意にも介さず娘たちのトレーニングに全力を注ぎ込む。

厳しいトレーニングと周囲に笑い物にされることから、娘たちは反抗を試みる。
学校の同級生の結婚パーティにこっそり参加し、踊るが、父に見つかってしまう。
楽しみをすべて奪って常識はずれのトレーニングを娘に課すひどい父を結婚する友人に嘆くが、その友人はこう言う。
"私のお父さんもそういう人なら良かった"
娘が生まれれば家事だけを教え、14にもなれば顔も知らない相手と結婚させることしか考えない、そういう現実に対して、少なくともマハヴィールは娘たち自身のことを考え、娘たちの人生を考えていると。

それが転機となり、ギータとバビータは自らの意志でレスリングに打ち込むようになる。
出場したインド伝統の泥レスリングの大会では男子を打ち負かし、次々に勝ち進む。
レスリングの国際ルールも学び、ギータはサブ・ジュニア、ジュニア、シニアとインド女子レスリングのチャンピオンとなった。

チャンピオンとなったギータは国立スポーツ学院のナショナル・チームに所属することになる。
新しいコーチは、今まで学んだことはすべて忘れ、「正しい」トレーニング方法を身につけることが強くなる道だと言う。父と離れての新しい生活、新しい友人に心弾ませるギータだったが、国際試合では思うように実力を発揮できないことが続く。
姉の後にバビータもインド国内チャンピオンとなり、国立スポーツ学院に入学する。
そしてインド開催のコモンウェルス・ゲーム(※旧英連邦の国々が参加する国際スポーツ大会)が迫りー




※以下感想。ネタバレ絶対嫌!って方は観賞後にどうぞ。 
<感想>

いつもながら、アーミルさんの役作りがとんでもないです。
しかも一度太ってとてつもない努力で痩せて若返ったのに、若いシーンは一瞬…!!(”皿の上に食べ物がなかったら何を食うつもりだ?メダルか?”と言われてレスリングを辞めざるを得なくなるシーン、ちょっとPKみがあってかわいいです)
特に最初の方、どんどんと時間が経過していくに従っての体型変化と老いっぷりがあまりにも自然で、まさか1、2年で撮影しているとは思えないほどでした。

レスリングシーン、アーミルさんも、さらにギータ役・バビータ役の女優さんたちも本当に選手になれるのでは?というくらい素晴らしく迫力があってリアルです。
アーミルびいきとしては、レスリング経験者の同僚やコーチ陣などだれよりも小柄なのに、だれよりも強そうオーラを出しまくっているあたりがアーミルさんらしくてワクワクしました。

ただDANGALのアーミルさんはヒーローとしてキャーキャーというより、映画の中の完璧な1ピース、あまりにも自然にはまっていてアーミル・カーンであることをしばし忘れてしまうような存在だと感じました。(存在感はめちゃくちゃあるんですけどね)
物語に完全に自分を溶け込ませて従属させる演技、アーミルさんを観ているのではなくマハヴィール・シン・ポガットを観ているんだというふうに感じさせます。

私は基本的にあまりスポーツに興味がなくレスリングのルールもさっぱりなのですが、父と娘のドラマがメインで関係性もしっかり描かれていてとても面白く感動しました。

さらに単なるスポ根、あるいは社会派映画ではなく、コミカルなシーンもたくさんあってまったく飽きません。脇役ですが、巻き込まれキャラの語り手・従兄オムカル君(レスリングの血は流れていないらしい)と娘たちのために鶏肉を安く売ることになったムスリムのお肉屋さんが好きです。
ギータとバビータがどういうふうに男の子をやっつけたかを再現するために殴ったり蹴ったりされるオムカル君。
練習相手にさせられて早朝トレーニングにつきあわされるオムカル君。
結婚式でふざけていてマハヴィールにビンタされるオムカル君。(ふと気づきましたが、マハヴィールは鬼コーチではあっても決して娘たちには手を上げないんですよね。いつも代わりに殴られる不憫なオムカル君…)
国際ルールの説明のため、マハヴィールに投げ飛ばされまくるオムカル君。
それでも、コモンウェルス大会には同行を申し出てマハヴィールの世話を焼くオムカル君。

おまえ、いいやつだな…というか叔父さん実は大好きだな…!?


DANGALは愛国映画だとインドでは捉えられているようです。たしかにインド国内での大ヒット&好評価の理由はそういう部分も大きいと思います。ただそれだけでは、インド国外、特に中国での記録的大ヒット(非英語映画の世界歴代興収トップ5入りだそうです)の説明がつきません。
実際に観てみると、インド万歳、というだけではなくいかにスポーツへの国の支援が少ないか、中間で搾取されてしまって選手へは届かないさま、己の面子優先で汚い嫌がらせをするナショナルチームのコーチ等、国のシステムへの批判がしっかりと織り込まれています。

私見ですが、「金メダルを取りたい」という想いは、ことさらに愛国を理由にしなくても国際レベルで闘う選手ならだれもが持っている普遍的なものではないでしょうか?
ギータが闘い続け勝つことができたのは、愛国心でもナショナルチームのコーチでもなく、他ならぬ父マハヴィールがギータのことを信じ続けたから、だと感じました。
金メダルを必ず取れる、と本気で父が信じてくれているからこそ、娘ギータもまた父を信頼して一緒に夢を追うことができたのかなと。(ナショナルチームのコーチは信じていないんですよね)

「金メダルを取った人間は模範となって忘れられることがない。金メダルを取れば、男子よりも劣ると思われているすべての女の子たちを勇気づけ、後押しする」というような、マハヴィールの印象的なせりふがあります。
インドの田舎町で環境が困難で嘲笑されるものであればあったぶんだけ、ギータは金メダルを取らなくてはならないし、国よりも大きなものを背負っているんだと気づかされました。

マハヴィールは過酷なトレーニングを強要する暴君のような父親なのですが、一方で「女の子だから」と能力への期待を制限したり、自分の夢を託して信じることをやめたりは決してしない父親です。
そこにはやはり国を越えた普遍的な理想の親子の信頼関係があって、それが特に男尊女卑と女性の地位向上の過渡期にあるような場所でヒットしたのかなと考えています。
もちろん純粋に映画として作り込みが素晴らしく、脚本が面白いというのが大前提ですが…!


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● COMMENT ●

お知らせありがとうございます

すぐに購入のクリックをしました・・・と書く予定だったのですが、最後の最後でふと立ち止まりました。
劇場公開されるのではないか、Netflixに上がるのではないか・・・とついためらってしまい、決断できずにいます。「pk」現地版で英語力のなさも痛感しましたので、「Dangal」は初見でちゃんと理解して感動したいと思い、もう少し様子を見ることにします。

>玻璃様
コメントありがとうございます!そう、もしかしたら何らかの形で公開されるかも・・・は悩ましいところですよね。私もPKの時は最初は劇場で見たくてしばらく悩んだ記憶があります(もっともすぐに現地盤を買ってしまいましたがw)
今のところ、日本での公開情報はないですが(インド側は公開したがっているようですが日本側の配給あってのものなので・・・)、海外ではNetflixに入ったようで、もしかしたらいずれ日本でも配信されるかもしれません。

もしやっぱり英語字幕で鑑賞する!ということでしたら、あらすじとルールのハンドアウト記事をアップしましたので参考にしていただければ幸いです。Dangalは比較的映像でお話しの流れがわかりやすく、あまり早口にぺらぺらしゃべったりもしないので、PKよりずっと理解しやすいとは思います~。

決断しました

至れり尽くせりの記事を拝見し、ぐずぐず言っていたことを恥じました。
購入済です。
届いたらがんばって見たいと思います。
いえ、楽しんで見たいと思います。
音楽は何度も何度も聞いて耳になじんでいるので、ストーリーに集中できると思います。
ありがとうございました。

良かったです!

ハンドアウトのおかげで、ストレスなく楽しんで見ることができました。
本当にありがとうございました。

確かに難しいことはあまり言っていなくて私レベルでもなんとかわかりました。

大人時代と子ども時代両方のギータとバビータが、いつものインド映画のヒロインとはずいぶん雰囲気も違うのに、とてもかわいらしくて良かったです。

アーミルは彼女たちを支える陰役に徹していたように思いますが、若い時と今と完璧に作りこんでいて今更ながらすごいなあと思いました。

常々、インド映画は脚本と編集が特にすごいと思っているのですが、今作も過不足なくシーンが編集されていて、話がどんどん進むのにストーリーや感情がしっかり伝わってきました。最後の方のたたみかけっぷりは、すごく定番なのに、やっぱり感動させられました。本当の意味で父親から旅立ったのですね。

プリヤンカーのレスラーとはテーマが少~し違いますね。
アヌシュカーの方は恋愛ものだそうで(未見です)、同じスポーツをテーマにしても、いろんな切り取り方がありますね。

これからまだ何度も見て見逃した部分を回収せねば。
あ、お母さんもよかったし、甥っ子君(大人も子どもも)いい味出してました!

>玻璃さま
英語字幕版で鑑賞されたんですね…!
ハンドアウト、お役に立てたようでとても嬉しいです。アップした甲斐がありました。
本当に、アーミルさんはもちろんすごいですが、ギータ役とバビータ役の女優さんたちがすごいですよね。とてもレスラーらしいのにそれでいて美しくかわいらしいし、リアルな存在感があって。
ギータ(大人)役のファティマさんはアーミルさんの次次回作Thugs of Hidostanでも共演されるみたいで楽しみです。

インド映画はエモーショナルな部分の描き方がいいですよね。特にアーミルさんの作品は登場人物一人一人の感情や心の動きがしっかり描かれているなあといつも思います。(脚本を選ぶアーミルさんの好みなんでしょうね)私は普段スポーツものはさほど…という感じなのですが、Dangalの最後はやっぱりすごく感動しました!


タイミング的にあれなのですが、Netflixの日本での配信候補作品にDangalとPKが入ったようです。
いつになるかわかりませんし、確定ではないようなのですが、日本語字幕でも見られるかもしれませんね。
できれば劇場で観たいですが…!

配信候補

自分が見たから言う(笑)のですが、DangalがNetflixに入るということは、劇場公開の目がなくなるってことですよね。それは残念な気がします。

スポ根の感動作は日本人好みだと思うし、アーミルは日本でメジャーな方だし、女子レスリングも強いし、公開したらヒットするように思うのですが。

ちなみに配信候補ってどうやったらわかるのでしょう。当然英語のサイトになるのでしょうか。

このところ、ナワーズッディーンの作品を続けて見ていて、ほぼ劇場公開はないだろうから、もっとNetflixにも入らないかな~と待ち構えています。見たかったのに消えてしまった作品もあり残念です。契約期限もあるのでしょうね。

南インドの映画ももっと配信してほしいですね。でも南インド作品は普通にYoutubeで見られたりするのがいいんだか悪いんだか。(いまだにYoutubeは不法アップというイメージが抜けきらない古い世代なもので。)

ついでにスーリヤにもはまっています。髭のない方が圧倒的にイケメンなのに惜しい。
スーリヤのGhajiniも完璧(ダンスと服はダサダサでしたが)なのにリメイクする度胸がすごい。いえ、完璧だからこそアーミルの俳優魂に火がついたのかもしれないとも思いました。

追記 前のコメントで書いたプリヤンカーの作品はレスリングではなくボクシングの間違いです。

>玻璃さま

Netflixの配信候補作品はこちらにアップされていますよ。http://macgy.blog.so-net.ne.jp/2017-07-23-2
作品名ではなく画像の羅列なので探しにくいですが、一番下の画像の中にDangalがあります〜。
たしかにこれで劇場公開の可能性が低くなったとしたら悲しいですね…中国その他での大ヒットの実績をもとに遅くなってもいいからどこか配給権を買ってくれないかな…とそっと祈っております。

ギータさんが負け続けている世界選手権の大会、調べてみたら実は同じ大会の同階級に日本の誇る霊長類最強の方がいてメダルを取りまくっているんですよね。記録映像的な感じで少しでも出ていたら日本での話題になったかも…と思ったりもするのですが難しいのかな〜?

ナワーズディーンさんいい味出してますよね!
アーミルさん関連だとTalaashのテムールが好きです。

南インドは昔はラジニカーントの日本公開作などをよく観ていたのですが、最近はアーミルさんとボリウッドに忙しくて手が回らない感じです;
あんまり観られてませんが、私はひょろっとしていてヒーローっぽくないけど不思議に繊細な魅力があるダヌシュが好きです〜。
スーリヤ版のGhajiniもいずれ観てみなくてはなりませんね。

なるほど!ここから探すのですね。ありがとうございます。
もうほぼ確定ってことでしょうか。

ほかにもいくつか新旧インド映画入ってますね。
インド映画を見るのが追いつかない時代が来る(大げさ)とは思ってもみませんでした。
ありがたや、ありがたや~~。

ついでにずっと見たかったハリウッド映画のマイナーなB級作品も入ってました。
ありがたや~。


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